将来は「脱原発」=上関の建設は困難―鉢呂経産相
2011年9月5日22時36分
鉢呂吉雄経済産業相は5日、報道各社のインタビューで、将来は「脱原発」を目指す考えを表明した。また、中国電力上関原発(山口県上関町)の建設計画について「計画段階のものについては、新しく建設することは難しいのではないか」と指摘した。
同計画は、瀬戸内海に面した上関町内に原発を2基新設するもの。中国電は1号機の2018年運転開始を目指して建設準備工事に着手していたが、3月の東京電力福島第1原発の事故を受けて工事を中断している。
鉢呂経産相はまた、建設中の電源開発大間原発(青森県大間町)と中国電力島根原発3号機(松江市)の建設差し止めを求める可能性を問われ、「(東日本大震災後に)建設を凍結している段階であり、どう考えるかは今後十分検討していく」と語った。
野田佳彦首相は2日の就任会見で、原発について「寿命が来たら廃炉、新規(建設)は無理」と明言済み。これに関連した「時間がたてば原発はゼロになるという考えか」との質問に対し、鉢呂経産相は「基本的にはそういうことになる。野田首相は、そういうふうに言っていると理解している」と述べた。
[時事通信社]
なんとも嬉しい話ですが、一つ気になることがあります。
民主党は新政権が発足するたびに新大臣がいろいろ発言をします。
しかし、毎度のことながら、党内でさえ話ができていない。
ましてや、該当する地方公共団体と話をしたのかも怪しい。
結果として、迷走し、グチャグチャになっていく。
そういうことだけは、前々政権・前政権の真似をしないで欲しいものです。