武田教授発言:抗議の一関市長「考え方分かった」
読売テレビ(本社・大阪市)系列の番組で中部大の武田邦彦教授が「東北の農産物は健康を壊すので捨ててもらいたい」と発言し、岩手県一関市の勝部修市長がメールで抗議した問題で、勝部市長は8日、返信があったことを毎日新聞の取材に明らかにした。武田教授は「発言は取り消さない」との考えを示した。勝部市長は「すっきりはしないが、考えが分かったので終わりにしたい」と述べた。
武田教授は4日放送の番組で、放射線量が高い地域に一関市を挙げ、「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言した。
勝部市長によると、武田教授はメールで「農家も子供も(東電の)被害者。国の暫定基準値(の設定)が大きいという現実があり、子供の心配を除く必要から『東北の野菜は出荷するな』という趣旨で発言した」と説明。放射能汚染を「青酸カリ」にたとえ、「畑の青酸カリをのけてから植えてくれ」と話したことに関しては「分かりやすくするために例にした」と答えた。
勝部市長は「青酸カリという言葉を持ち出すのはどうなのか」と述べたが、武田教授から返信があったことや考え方に一定の理解を示した。【湯浅聖一】
毎日新聞 2011年9月8日 20時47分(最終更新 9月9日 3時03分)
まあ、こういうのはとやかく書くより、やり取りを見た方が良いでしょう。
有名な人が「喰えない」と書くと叩かれるというのは理解できませんね。
「喰える」のかも「喰えない」のかも、科学的な証明ができていないのですから。
資本主義なんですから、「喰う」も「喰わない」も自由だし、発言も自由じゃないですかね。
その中で、私は「喰わない」を選択しているだけ。
【 武田邦彦 (中部大学): 一関市長さんへのご返事 】
【 武田邦彦 (中部大学): 一関市長とのメールのやりとり(2回目) 】