第一原発の使用済み燃料、仏政府が引き取り打診
鉢呂経済産業相は6日の閣議後の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所に残る使用済み核燃料について、フランス政府から引き取りの打診があることを明らかにし、「アレバ社からの申し出と聞いている」と語った。
使用済み核燃料を国内で再処理・再利用する核燃料サイクル政策に影響するため、政府内で対応を慎重に検討している。
鉢呂経産相は、福島第一以外の原発で生じた使用済み核燃料も対象になるかどうかは「承知していない」と、述べるにとどめた。
細野原発相も閣議後の記者会見で「使用済み核燃料について仏政府と高度なやりとりがあった」と述べる一方、「外交上、機微に触れる情報」として具体的な内容を明らかにしなかった。
(2011年9月6日13時38分 読売新聞)
なんか分からないニュースだけど上げておこう。
とりあえず政府の方針として、10年掛けて炉から取り出す技術を開発して取り出すということなので、かなり気の長い話です。
燃料プールや供用プールの中の使用済み燃料棒の話なら願ってもないことなのですが、そんな虫の良い話ではないでしょう。