3号機、100度切る=注水切り替え効果か-福島第1
東京電力は5日、福島第1原発3号機の原子炉圧力容器底部の温度が、同日午前5時時点で98.4度と、100度を切ったことを明らかにした。3号機は1、2号機に比べ、冷却に必要な注水量が多かったため、1日午後から、炉心の真上から水を入れる「炉心スプレー系」への切り替えを段階的に進めている。東電は、切り替えの効果が出ているとみて、同系統の配管からの注水割合を増やす方針。
東電によると、3号機圧力容器底部の温度が継続的に100度を切ったのは初めて。政府・東電が策定した事故収束の工程表は、「ステップ2」達成の条件の一つに原子炉の温度が100度以下になる「冷温停止」を挙げているが、東電の松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で「温度的には冷えているが、冷温停止の判断にはまだ早いと思っている」と述べた。
(2011/09/05-12:15)
もう、各原子炉のパラメーターなんて気にしている人はほとんど居ないかもしれませんが、3号機だけは原子炉の温度が100度を切らず、また注水量も他の1・2号機の倍以上を注いでいました。
汚染水の量なんかも気にしている人は少ないと思いますが、相変わらずギリギリで、毎日のように注水量を原子炉の温度を見ながら増減していたんです。
注水を「炉心スプレー系」というのは、おそらくシャワーのような感じなのでしょう。
とりあえず、良かったニュース。