リステル猪苗代の避難所閉鎖 双葉町民転居
2011年10月01日 09時48分配信
東日本大震災や東京電力福島第一原発事故により、避難を余儀なくされた双葉町民が2次避難所として利用していた猪苗代町のホテルリステル猪苗代内の避難所は30日、閉鎖となった。
同ホテルは震災以降、4月4日から双葉町民らの受け入れを開始し、ピーク時は806人が滞在していた。
同ホテルによると、30日までに、残っていた約120人は白河市内などの仮設住宅や郡山市などの借り上げ住宅に転居した。
住民と一緒にホテル内に滞在している双葉町職員約10人は事務処理などで当面、滞在を続けるという。
4月から妻と2人で避難した会社員蜂須賀勝さん(52)は、引っ越し先の郡山市に知人が1人もいない。
「ほかの町はある程度まとまって避難しているが、双葉町はばらばらになってしまう」と心配する。
自治会を組織した天野正篤会長(73)は「県内に拠点を設けて町民がまとまって暮らせるようにしなければ、地域のつながりが失われてしまう」と訴えた。
この震災で、リステルは本当にがんばっていると思います。
敷地内の放射線量を早くから公表していたりと、今後の東日本のゲレンデの模範でもあると思います。
測らないで、数値を公開しないほうがいいという考えでは、行く気にもなれない。