国民意見「脱原発」が98% 原子力委、大綱議論再開
国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は27日、今後の原子力開発の基本方針を示す「原子力政策大綱」の見直しを議論する策定会議を半年ぶりに開いた。東京電力福島第1原発事故後、原子力委に国民から寄せられた原発に関する意見のうち98%を「脱原発」が占めたと報告された。
意見は全部で1万件で、原発に関するものは4500件。「直ちに廃止」が67%、「段階的に廃止」が31%だった。理由は「災害時も含め環境への影響が大きい」「日本は地震国だ」「放射性廃棄物の問題が解決していない」などが多かった。
この日は、東電や政府が事故の概要、住民避難や損害賠償の状況を説明した。
2011/09/27 11:33 【共同通信】
恥ずかしながら、私も意見を送らせていただきました。
少なくとも私は、この福島第1原子力発電所事故が、第2次世界大戦よりも厳しい国家存亡の危機だと思っています。
放射能という危険物質が撒き散らされた現状では、これから先の輸出産業にも響いてくるでしょう。
利口な人間は、すでに日本を捨てて海外に移住しているようですが、海外でも生活レベルが維持できるのなら正解だと思います。
私は、この国の風景が好きですから、いまのところ国に殉ずるつもりですが、志のある教え子には国外脱出さえ進めています。
ベラルーシは日本の未来を暗示しているのに、学ぼうとせず、放射能を拡散して、日々麻痺している状態には暗雲たる気持ちになる。
デモのところで書きましたが、「脱原発」と「福島(原発被害地域)の人を救う」ことの2本の柱を忘れてはならないと思っています。
「脱原発」は、リーチがかかった日本を救うために絶対に必要なことで、国を守り、国民を守ることだと思う。
「福島(原発被害地域)の人を救う」ことは、汚染物質を広げないことでもあるし、それが国民の未来を守ることでもある。
「脱原発」が98%もいることは、本当に心強いことです。