女川原発で現場調査=震災、津波の影響評価-保安院
経済産業省原子力安全・保安院は20日、東日本大震災の地震と津波による影響評価のため、東北電力女川原子力発電所(宮城県石巻市、女川町)の現場調査を行った。保安院や原子力安全基盤機構の職員のほか、地震研究や建築の専門家ら20人が参加、今後の津波対策の参考とする。
一行は、津波が遡上(そじょう)した原発敷地土台ののり面や、津波にのまれて倒壊した重油タンクの様子を視察した。東北電側は津波対策として来年4月までに、高さ14メートルの土台の上に防潮堤として新たに3メートルを加えることなどを説明した。
(2011/10/20-12:59)