富士ビジターセンター、外国人客77%減 4~9月震災が直撃
2011/10/21 1:30
富士山の観光情報拠点である山梨県立富士ビジターセンター(富士河口湖町)は2011年4~9月の入館状況をまとめた。集客の大きな柱である外国人の入館者は2万650人となり、前年同期に比べ77%減少した。東日本大震災の発生で外国人観光客の訪日が大幅に減ったことが、同センターの集客も直撃した。
外国人の中で最も多い中国からの入館者は1万300人と78%減少した。同センターの指定管理者である富士急行が昨年7月、上海に営業拠点を設けて富士山観光のセールス活動を展開したが、震災の影響を払拭できなかった。
日本人を含めた全体の入館者は47%減の7万7504人。日本人の入館者は3%減の5万6854人だった。
震災から半年たった現在も外国人の入館状況はさえない。7~9月の外国人は60%減の1万5264人。一方、日本人は3万8724人と20%増加した。原発事故の影響で夏場の国内観光の傾向が「海から山へ」と変わったとされ、その恩恵を受けた形だ。センターは今後も外国人の集客は厳しいとみており、日本人向けの営業を強化する。
まあ、これから先の東日本の観光業は厳しいでしょうね。
日本人相手の観光にシフトチェンジしていかないといけ「」ないでしょう。
まともな食品が流通していれば、まだ何とかなるのかもしれませんが、あんな緩い“暫定規制値”を「国が定めたものだから大丈夫」と言い切ってしまう日本人がいる限り、外国人は近寄れないでしょう。
わざわざ被曝しに来る人はいない。