東日本大震災:福島第1原発事故 人手不足、茨城のJA ネパール、実習生派遣へ
東京電力福島第1原発事故で多くの中国人実習生が帰国し、労働力不足に悩む茨城県鉾田市の「JAかしまなだ」に、ネパールから実習生が派遣される見通しになった。ネパール側には「農業技術向上につながる」との狙いがあるが、日本の外国人技能実習制度は実習生受け入れを「1農家2人で2年まで」と制限しており、三保谷二郎組合長は「特区」として制限を撤廃するよう国に求めていく考えだ。
18日、JAを訪問したガネッシュ・ヨンザン・タマン駐日ネパール大使は正式に「ぜひ実習生を送りたい」と申し入れ、両者は実習生派遣に向け準備を進めることで合意した。
JAによると、鉾田市が震災前に受け入れていた中国人実習生は337人。原発事故後、放射性物質の影響を危惧した197人が一時帰国した。【岩本直紀、杣谷健太】
毎日新聞 2011年10月19日 東京朝刊
そういうことはやめようよ。
日本に人がいないわけじゃないんだし。
国際問題に発展するような可能性のあるものはやめようよ。