<清掃工場>焼却灰汚染濃度高すぎ…炉休止 千葉・柏市
毎日新聞 10月1日(土)2時34分配信
東京電力福島第1原発事故の影響で、清掃工場の焼却灰が高濃度の放射性物質に汚染された問題で、千葉県柏市は30日、市内の2清掃工場のうち、現在の国の埋め立て基準(1キロ当たり8000ベクレル)より汚染度が高い焼却灰を出している同市南部クリーンセンターの運転を当面休止する方針を明らかにした。放射能汚染で清掃工場が休止になる事態は、環境省も「報告がない」と話しており、全国初とみられる。
【ニュースの第一報】放射性物質:焼却灰から7万ベクレル超を検出 千葉・柏】
同市によると、新型焼却炉を備える同センターと異なり、もう一つの清掃工場は施設が古く、同量のごみを焼いても、焼却灰の量は多いが、汚染濃度は埋め立て可能なレベル以下のため、同センターのごみも一緒に焼却することにした。同センターは9月7日から定期点検で焼却炉の運転をストップ。同センターの焼却灰からは6月、最高で1キロ当たり7万800ベクレルの放射性セシウムを検出。埋め立て処分できずセンター内で保管が続く灰は143トンで保管スペースは残り30日分しかない。【早川健人】
このまま手をこまねいていると、同じようなところが次々出てくることになり、東日本ではゴミを捨てることさえ出来なくなるのではないでしょうか。
ただでさえ、ゴミの焼却には事故以来コストが上がっていると思いますので、これから先には住民税などが上がる可能性もあると思います。
もちろん、これも東電に責任を持ってもらいたい。
不用意な増税に目を光らせましょう。