「福島の英雄」授賞式に現場責任者 スペインの平和賞
2011年10月15日7時9分
東京電力福島第一原発の事故対応にあたり「逆境の中で勇気や使命感を世界に示した」として、スペイン王室の財団が主宰する平和関係の賞を受けることが決まった「フクシマの英雄」を代表する形で、自衛隊と消防、警察の現場責任者らが、21日にスペイン・オビエドで開かれる授賞式に出席する。
様々な分野で国際的に活躍した個人や団体に贈られてきた「アストゥリアス皇太子賞」の平和部門。同皇太子財団が9月、今年の受賞者は「フクシマの英雄」とだけ発表していた。
防衛省関係者によると、自衛隊を代表し出席するのは、福島第一原発で地上からの放水や除染活動を指揮した陸上自衛隊中央特殊武器防護隊長、岩熊真司1等陸佐(50)と、ヘリからの放水を指揮した第1ヘリ団第104飛行隊長、加藤憲司2等陸佐(39)。
東京消防庁によると、消防機関を代表するのは、3月18日に現地入りし、福島原発3号機への連続10時間以上の放水を成功させる一翼を担った消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)の冨岡豊彦隊長(48)。
警察関係者によると、3号機への放水を現場で指揮した大井川典次(よしつぐ)・警視庁警備2課課長代理と、福島県警で事故発生当時、住民の避難誘導にあたった渡辺正巳・前双葉署長(現・同県警警備部理事官兼公安課長)が出席する。
こういう評価は大変うれしいですね。
日本国内の評価が低すぎるので、国内でも評価してあげて欲しいです。