福島原乳の出荷制限解除=産出のない16市町村-政府
政府は7日、福島県で酪農家がいない会津若松市や会津坂下町など16市町村について原乳の出荷制限を解除した。
同県産原乳については、政府が3月、東京電力福島第1原発事故を受け、県全域での出荷制限を指示した。その後、県の検査で放射性物質の値が国の暫定規制値を3回連続して下回る条件を満たした市町村から、段階的に解除したが、もともと原乳を産出していない16市町村は解除されず、地元の乳製品加工業者から風評被害を心配する声が出ていた。(2011/10/07-18:04)
これこそ風評被害というものです。
出荷制限は全県いっせいに行ったのに、出荷解除は市町村ごと。
ところが、原乳を生産していない市町村は、生産していないのだから検査もしないのでいつまでも出荷解除は行われない。
傍から見れば、出荷解除されないところはいつまでも汚染されているように見えてしまうというわけです。
官僚の手抜きという話でした。