福島第1原発の作業員が死亡
2011年 10月 8日 15:41 JST
【東京】東京電力福島第1原子力発電所の事故の収束に当たっていた協力会社の50代の作業員が6日死亡した。作業員の死亡者はこれで3人目となる。
東電は先に死亡した2人と同様、この作業員についても、被ばくとの因果関係はないと説明。さらに、過重労働による死亡でもないとした。
東電は、作業員のプライバシーの侵害にあたるとして死因を公表せず、5日午前の朝礼中に体調不良を訴えたとだけ明らかにした。
作業員はすぐに病院に搬送されたが、6日午前に死亡したという。
作業員が福島第1原発で働き始めたのは4月8日で、汚染水を処理するタンクの設置を手伝っていた。原発で働いた日数は46日で、1日当たりの作業時間は平均3時間だった。外部被ばく線量は合計2ミリシーベルトで、上限の250ミリシーベルトを大きく下回る。
東電の広報担当者によると、作業員が9月9日にホールボディスキャンを受けた際、過度の被ばくはみられなかった。これより後、一段の内部被ばくをしていたかどうかの検査結果を現在、待っているところだという。
〔WSJ〕
ウォークストリートジャーナルからたまたま拾った記事です。
日本のニュースだと、さらなる内部被曝を検査しているというのは無かったとおもうので、拾っておきました。
もう結果が出てもよいころだと思うのですが。