1号機の原子炉建屋、カバーで覆われる
東京電力は14日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋カバーの組み立てが終わったと発表した。
空調や照明の動作確認を急ぎ、今月中の完成を目指す。
カバーは縦42メートル、横47メートル、高さ54メートル。鉄骨にポリエステルのシートを張り付け、水素爆発で破損した原子炉建屋をすっぽり覆った。内部の空気はフィルターを通して排出、放射性物質が直接大気に放出されるのを防ぐ。
東電は今後、1号機と同じく原子炉建屋が爆発した3、4号機にもカバーを設置したい考えだが、散乱したガレキの撤去に手間取っており、着工は来年夏ごろになるという。
(2011年10月14日19時52分 読売新聞)
東電のライブカメラも、一番手前の1号機が覆われてしまって、のんびりとした雰囲気になってしまいましたね。
2号機は、爆破はしていないので見た目は大丈夫。
3号機は絶妙に街灯や塔に隠れていますし、4号機は遠すぎ。
使用済み核燃料共用プールは、隠すためにわざわざ植えたという噂の植え込みで見えません。
ただ、それでもよく見れば、モクモクと水蒸気(煙)が上がっているのが見て取れます。
とくに、ふくいちを震度3以上で揺らす地震が来ると、建屋周辺は真っ白になってしまうので、何かが起こっているのでしょう。