スギ花粉の放射性セシウム量調査へ 林野庁
2011.10.26 19:31 [放射能漏れ]
東京電力福島第1原発事故を受け、林野庁が11月から来年1月にかけ、福島県内のスギ花粉に放射性セシウムがどれだけ含まれるか調査に乗り出すことが26日、分かった。放射線量が高い場合、環境省が年末に発表する花粉飛散予測と合わせて発表することも検討する。関連調査費として、平成23年度第3次補正予算案に約5千万円を盛り込む。
調査は福島県浜通りのスギ林を中心に実施。放射性セシウムがスギの生葉から雄花や内部の花粉にどの程度移行するかを調べる。
スギ花粉は例年、関東地方では2月上旬から、飛散を始める。花粉の線量測定は前例がなく、同庁は「現時点で、どの程度含まれるかは不明」としている。
12月中に中間報告を公表する予定。同庁によると、福島県内のスギ林は約18万5千ヘクタールで、同県の森林面積の約2割を占めている。
仕事の遅い政府が、スギ花粉に関しては仕事が早い。
トップの人間が花粉症なのだろうか。(笑)
冗談はさておき、テレビCMを見ても、「肺炎」や「心筋梗塞」などを予防するものが出てきました。
犯人を、放射性物質以外の別にしたいのでしょうね。
日常生活の中では、床下にラジウムが埋まっているとかは話が別ですが、
空間線量 < 飲食による被曝 < 呼吸による被曝
と考えられているようです。
理由は簡単です。
肺の中に入ったら出口が無いから。
つまり、政府もスギ花粉などに付着したセシウムを中心とした放射性物質による被害の拡大をすでに見越しているということなのだと思います。
ご存知のとおり、花粉は粘膜に張り付くことによって発症します。
それに放射性物質がくっついて、至近距離から被曝させて細胞を弱めるのですから、相当酷いことが起きる事は十分に予測できます。
今年の春は、普通のマスクだけではダメかもしれませんね。