今日は、千葉県柏市のベクミルに来ました。
ちょっと調べてみたいものがありまして。
ということで、高線量の柏に行ってきました。
柏は、高速で通りがかったことはありますが、降りて町の中を走ったのは初めて。
かなり大きいです。
むかし、初めて飛行機に乗ったとき、最初は怖かったですが慣れてくると、日本の地図と同じ地形が眼下に広がっているのが面白かったです。
加えて、それは東北地方の光景なのですが、一面に住宅地や商業地が広がっているのではなく、町と町が道路によって繋がる様が、神経の模式図のように中枢と中枢が神経によって繋がっているように見えて興味深かったです。
この記憶があるので、今回の被災地で、特に線量の高い東北地方の地域でも、神経(道路)を切ってしまえば中枢は孤立させやすいと思っていました。
これは、大きな町の福島市や郡山市でも同じです。
しかし、柏は違う。
一面が住宅地と商業地。
汚染地を分断することは難しいようです。
それに、最近は人口が流出しているようですが、それでも経済活動は活発です。
主要幹線道路には車が溢れ、両脇にはほとんど絶えることなくお店が並んでいる。
もし放射線の影響が出てきたら、三郷・柏エリアはちょっと厄介なところかもしれませんね。
都市に放射能が降り注ぐという難しさを感じました。