牛久市、食品の測定強化へドイツ製機器導入 放射能汚染
2011年10月25日
牛久市は二十四日、福島第一原発事故の放射能汚染対策で、新たに総額約六千五百万円の補正予算案を三十一日開会の臨時議会に提案すると発表した。食品による体内被ばく対策として、ドイツ製微量放射能測定機器を導入し、食品の放射能測定を強化する。
同市は、すでに国産の微量放射能測定機器を導入して、保育所や学校給食用食材などの放射能測定をしているが検出限界値が一キログラムあたり三〇ベクレルで、それ以下は「不検出」となるため若い父母から詳しい測定値を求める声が出ていた。
新たに導入されるドイツ製微量放射能測定機器は、価格が約三百五十万円で測定限界値は一ベクレル。測定に必要な検体分量も国産の一キログラムに対し半分以下の四百グラムだけで、少ない分量でより詳しい測定値が得られるという。
また食品による体内被ばく対策として「水道水一リットル当たり二〇〇ベクレル」などとする国の暫定規制値とは別に「水道水一リットル当たり一〇ベクレル」とするベラルーシなどの海外基準値を参考に、市独自の基準値設定を検討する。
補正予算のうち五千六百万円は公園の除染費用。市内三十三カ所のうち空間放射線量の測定を終えた公園十カ所は全額公費負担で直ちに除染するが、市はこれまでの放射能対策費を含め全額を東京電力に求める方針。応じない場合は法的措置も検討する。 (坂入基之)
そりゃ350万円は高いですが、350万円ですよ。
それで測定限界値は1Bq。
しかも、たった400gで測定できるというのはなかなか効率がよさそうです。
どうですか、横浜市さん♪
議員が3人視察をキャンセルすれば買えますよ。