赤城山のワカサギ、放射性調査 基準値超え、餌を分析
前橋市の赤城山山頂部にあり、冬の氷上穴釣りで知られる大沼のワカサギから暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、群馬県や前橋市は魚体に放射性物質が蓄積されるメカニズムの調査に乗り出した。
県の検査では大沼の水から放射性物質は検出されておらず、餌となる水生生物の影響を中心に分析。自然界の生物を除染する有効な手だてがないのが現状だが、関係者は「対策の糸口が見つかれば」と期待している。
11月末に釣り愛好家ら約140人の協力で調査用のワカサギ約4900匹を捕獲。一部を県水産試験場で飼育し、定期的に体内の放射性物質の濃度変化を観察する。
2011/12/17 16:46 【共同通信】
いまさら感はあるのですが、それでも餌に目をつけたのは悪くないと思います。
政府の規制も調査も無いままに、家畜や養殖の魚などもにも無制限に食べさせているようですが、他の業界も気がついてもらいたいものです。
このまま放置されていると、西日本産であったとしても、これから徐々に汚染が進んでいくのは避けられないでしょう。