玄海1号機廃炉が現実味、15年10月で運転40年
政府が6日に公表した原子力安全規制の強化策には、40年以上経過した原発の運転を原則認めないことが盛り込まれた。これにより九州電力管内で最も古い佐賀県玄海町の玄海原発1号機(加圧水型軽水炉、55・9万キロ・ワット)の廃炉が現実味を帯びてきた。
1975年10月に稼働した玄海1号機は2015年10月に運転開始40年に達する。原子炉圧力容器の劣化が予想以上に進んでいるとの指摘もある。玄海町議会の原子力対策特別委員会は今月18日、専門家を招き老朽化の指標「脆性ぜいせい遷移温度」に関する勉強会を開く。
今回の政府案について、岸本英雄町長は「一定期間の延長も認められるようなので担当者によく確認させたい。老朽化について国が責任を持って判断することになるのなら、廃炉の準備もスムーズにいくのではないか」と述べた。
(2012年1月7日 読売新聞)
危険な原発というのは数ありますが、玄海1号は年数こそまだいってないもののトップクラスの危険さだと思います。
知れば知るほど九電と玄海町・佐賀県は異常だと思うので、周りが止めないと爆発するまで動かし続ける心配があります。
是非とも、優先的な廃炉を!
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