家に帰って板のエッジを立てていたところ、手元が狂って親指をザックリ。
切ったとたんに血が噴出して、みるみるワックス部屋の床は血まみれ。
とりあえず根元を止血して、妻にガーゼと手ぬぐいを持ってきてもらい、掛かり付けの東海大学病院の救急外来に電話してもらいました。
少し流血が減ってきたところで根元の止血を外して手ぬぐいで上から圧迫。
手は心臓よりも上。
待つこと1時間強。
最初はドーパミンが出ていたのか痛みを感じなかったのですが、徐々にズクズクと痛くなってきたところでやっと先生が到着したようです。
いかにも「ザ・女医」という感じの黒縁の細いメガネをかけた神経質そうな先生。
明らかにイラついた感じで「見せて」「縫わなきゃダメね」「包帯外して寝てて」と矢継ぎ早に指示を出して奥へ準備に。
とりあえずは寝ましたが、包帯を外したとたんにまた血が噴出してます。
仕方なく、手ぬぐいを押し当てながら寝ていたのですが、戻ってくるなり「とって!」・・・恐いよぉ。
30代前後だと思うんですけどね。
麻酔もしていないのに傷口の血を拭われて飛び上がりましたが、あとは局部麻酔を打たれてほとんど親指の感覚はなくなりました。
長ーく感じる時間が過ぎて治療は終了。
「縫ったからまもなく血は止まる」「毎日1回塗り薬を塗ってガーゼをして」「斜めに切れているから一部は壊死するかもしれないけどなんとかなる」「切り口はきれいだから」みたいなことを言われて治療終了。
一瞬見えた自分の指は8・9針ほど縫われたように見えました。
口調は恐かったけれども、かなりきれいに縫われているようにも見えました。
「あなたは喘息もっているから強い痛み止めは出せないのよねぇ」と恐い言葉を残して彼女は去っていきました。
えーーーーー!
寝るのが恐い。
領収書を見ると、手術代2,605円。
そうか、私は手術を受けたのか…。
しかし、エッジがある程度立った状態で良かった。
スッパリ切れたのは不幸中の幸いだったようです。
切れるときには軍手なんかお構いなし。
みなさんも注意をしてください。