20年、そこに行って子供たちと戯れる日々を過ごしていた。
年中カネは無かったけど、贅沢で充実した時間だった。
友情の証、信頼の証、愛情の証にいろいろな物をもらった。
謎なぞ辞典、コーヒー豆1粒、松ぼっくり、どんぐり、絵、色紙、折り紙、手作り人形、手作りチョコ、手作りクッキー、、、、、ラブレター。
子供たちからもらった物は、ほんの小さな落書きでもズーッと大切に取ってある。
その一つ一つと、これから出会うはずだった新しい子供への想いを箱に入れて蓋を閉じた。
子供たちの心に支えられてやってきたのだと、改めて思う。
これから妻の手術までは、ほとんど2人で過ごす。
子供たちには申し訳ないけど、2人きりで過ごす。
今までもそんな日々だったけど、これからの約2週間は意味が違う。