今日は、目覚めて妻とのメールのやり取りをしていたところ、突然途絶えたと思ったら「入院延長」の連絡が来ました。
まあ、前日の夜には痛みですっかり弱気になっていて、退院してもいいと言われても、戻ってもなかなか来れないし、週末か来週まで入院していてもいいかなぁと言い出していました。
そのことに関しては、先生たちも母も同意見で、大事をとって好きなときに退院しても良いと言われていました。
ただ、退院の許可が出ていて、来週までいるのと、許可が出ないで来週までいるのでは話が違います。
とりあえずはガソリンを入れるのが一番で、次にイオンに行く予定でしたが、うちが利用しているシェルのGSがカーナビにはあるのに無くなっている。
仕方なく裏の方に行ったのですが、ついでにイージーペイなどに入っていたらすっかり時間を食ってしまい、イオンに行く時間は無し。
行けるのですが、今日の昼は妻についていてあげたかったんですね。
いろいろな予定をぶっちぎって昼前に病室に。
病室の妻は、すっかり弱っていました。
聞くところによると、前日はひと眠りしたところで痛くなって目が覚めてしまい、少し我慢をしていたのですが耐えられずに看護婦と相談をして痛み止めを服用。
痛み止めが聞く頃には朝になってしまい、朝になってしまったとのこと。
神の手を持つ執刀医の部長は、けっこう妻のことを可愛がってくれていて、最初はルンルンで妻の様子を見に来たそうです。
順調なら、今日退院の話しをする予定でしたし。
ところが、妻が傷跡が痛いと言うと様相は一変。
妻には精一杯優しく話し掛けて入院延長を伝えたようですが、その怒りはカーテンの外からでも伝わってきたそうです。
とりあえずは、抗生物質の点滴を打たれて、血液検査。
部長先生にしてみれば、自分の作品が汚される感覚なのかもしれません。
周りの職員たちがとりつくしまも無く、任されている担当医は声を放つこともできず、看護士が震える声であとから担当医から説明があると思いますと伝えるのが精一杯だったようです。
本当は、昼食を持ってレストランに行き、私が注文して2人で食べようなんて言っていたのですが、ぐったりしているのでベッドの横で食べさせ、一緒に9階のレストランに。
しかし、レストランでも疲れてしまい、御飯をかっ込んで病室に戻り、寝かせました。
薄っすらと寝ているうちに、私は洗濯。
隣の奥さんも洗濯をしていて、洗濯機のあるスペースの前に門番のように居るお婆さんのことで3人で盛り上がりました。
正直、いろいろな人が居るものです。
洗ったものを乾燥機にいれ、乾いたものから順々に抜いていくのですが、妻がダルいだろうにキッチリたたんでくれます。
ついでに、お財布の領収書の整理もしてくれました。
草津のイオンは、ともかくやたら領収書が溜まるのです。
合間を縫って、母へ電話。
母の落胆振りは凄まじかったです。
夕食は、いつものように談話室で食べました。
そこに、執刀医の部長先生。
推定で、たぶん12時間くらい手術をしてきたんだと思います。
今までの中で一番ゲッソリしていましたが、妻の姿を見て最後の力を振り絞って、今日の見立てを話してくれました。
任されているはずの担当医は、おそらく手術で疲れてしまったのか、最後まで顔を見せませんでした。
ちょっとダメなりに信頼していたので、ちょっとガッカリです。
妻から母に電話をして、それで妻は疲れてしまったようで病室に。
面会時間を30分ほど伸びてしまいましたが、少し妻が落ち着くまで居て、撤収しました。