今日は、前にも書きましたが待ちぼうけ。
結局、内科の診察は3時過ぎでした。
普段と違って、病室から離れられないのが鬱陶しい。
しかも、担当の先生はなんとも失礼な言い回しをする方のようで、「異常は異常だけれどもいま自覚症状が無ければ墓まで持っていくようだね」とのことでした。
問題が無いことは良かったのですが、なんか不納得。
だいたい、風邪引いているっぽいし、半端じゃなく横に巨漢だし。
自分の身体のコントロールのできていない先生の見立てで大丈夫なのだろうかと不安になります。
診察を待っている間に、私宛に配達証明が来るハズなので、丹沢山麓の郵便局に電話。
配達証明の転送を依頼したら、電話では出来ないとの話し。
どうしても受け取りたいのなら「転居届」を出せというのです。
もちろん、そうなれば病院にくだらないDMとかも含めてありとあらゆるものが届くことになります。
バカじゃないだろうか?
さらにしつこく聞いてみると、
「不在留置き」という方法があるとのこと。
早く言って欲しい。
滋賀の郵便局からでも依頼できるというので、やっと問題解決です。
診察が終わって、ずーと病室の中に缶詰だったので、鬱憤晴らしに散歩。
妻は、昨晩にインテリぶったおばさんに教育論を吹っ掛けられたそうで、そもそもそこらへんからムシャクシャしていたようです。
病室で話すわけにも行かず、出られなかったので溜まりに溜まってました。
「英語のいいことを教えてあげる」から始まったそうですが、そのいいこととは「掘った芋いじるな」…。
いつの時代のネタよ。
まあ、話術で生業を立てている人間から言わせて貰えば、それがその人の掴みなのでしょう。
たいていの人は「すごい」とか「面白い」なんて反応が返ってきて、掴みが成功するのでしょうが、相手が悪かったですね。
どうも、その方は妻のことを30~32くらいの小童と思っていたようです。
あまりにも知れ渡った古典的なネタで、それを得意げに言うことに驚いて醒めてしまったようです。
だいたい、入院中は妻も私も教育者モードは一応は封印しています。
ずーと受け流していたのですが、その方はしつこかったようです。
元教師で、現場を離れて久しいようですから、それを望むのも酷なのかもしれません。
妻は若く見られているのを違うという意味で、「20年以上やっている」とまで言ったそうですし、病室で読み漁っているのは鬼平と司馬遼。
そこらへんで“教師なら”いろいろ悟って欲しかったそうですが、無理だったそうです。
最後は、ワイドショーから仕入れたような安っぽいことを言い出したので、それまでは受け流していたそうですが、長くなりそうで面倒くさくなって、論破して粉砕して寝たようです。
明日退院するからもういいと思ったらしい。
退院間際に挨拶に来ましたが、それまでの見下した態度から一変していたわけが、あとから聞いて分かりました。
戻ってみると、廊下で神の手を持つ執刀医の部長先生と会いました。
たいした話しをしたことはないのに、どうやらこの人は私と話すのが楽しいらしい。
今日の手術を終わらせて、スッキリして余力もありそうだったので、今後の日程を軽く相談。
元々、今週の金土に術後の定期健診と乳がん検査の結果が入っているし、痛みも取れたばかりだしと言ったところ、日程が許すなら週末まで居てくださいとの話し。
部長ともなる人は、頭もいいですね。
ついでに、退院して人が居ないので、前に入院していたときの場所に移して欲しいとお願いしたら、それもOK。
まあ、この科は事実上この人の科みたいなものなので、話も早いです。
ちょっと疲れが溜まってきているようで、ここ数日の寒さで喘息が起きそう。
妻が病室から日田天領水を持ってきてくれました。
数日の警戒が必要です。