写真は撮れないので入り口だけ。
目玉は、現在、須弥壇の修復を行っている法華堂(三月堂)のご本尊である不空羂索観音立像さまでしょう。
こちらも修復が行われているために、光背が無い状態で展示されていますが、本来は観音様の頭上にある宝冠が手に取れる位置に展示されています。
2万個を越える宝石に彩られた銀製の宝冠は、時代を超えてもなお美しい。
また、本来は観音様が合掌している手の間にある宝珠も、まさに鼻先で見ることが出来ます。
願いをかなえてくれる宝珠です。
長い年月とたくさんの人の想いに磨かれた宝珠も、また一見の価値があります。
時間の関係もあって立ち寄るのを悩んだのですが、立ち寄ってよかったです。
ちなみに、普通の人なら2・30分で一回りできるほどの小さなミュージアムですが、やっぱり1時間かかってしまい、閉館ぎりぎりになってしまいました。