最近の修学旅行はタクシーを利用してというパターンが増えていますが、参拝でぐるりと周っているあいだだけでも質の差が大きいなぁと思います。
例えば、この三光門ですが、臆面なく聞くということが出来るのが学生の特権でもありますが、知らない人に気楽にものを聞けないというのが若さでもあると思います。
そのために、昔はガイドさんなどが案内をしてくれていて、なんとなく知識に入ったりするのだと思います。
ガイドさんではありませんが、奈良の薬師寺で裳階と薬師三尊像の説明をしてくれたお坊さんの案内は未だに忘れられません。
良いタクシーの運ちゃんはこの三光門の日月星の説明をしていましたが、難しい月が分からない人や、素通りさせてしまう人も多いです。
本殿は国宝ですから、それくらいは予備知識として持っていて、子どもが質問しても答えられない人も。
代わりに説明をしたくてウズウズしてしまいます。(笑)