晴明神社の御朱印は、書いて頂けるわけではなく版になります。
すべて版というのは初めてですが、それにはいわれがあるようです。
御朱印を頂くと、版や墨が乾いていないこともあるので、あいだに紙を挟んでくださいます。
晴明神社の紙には以下のように書かれていました。
「当神社の朱印に施された「晴明社」の字は土御門晴雄(つちみかどはれたけ)卿が、安政元年(1854年)に揮毫され、神社に奉納されたものを版に起こしたものです。
晴雄卿は、当神社御祭神、安倍晴明公から数えて34代目にあたる御後胤で、当時の陰陽頭(陰陽寮長官)でした。
また、安倍家は 室町時代に天皇から姓を賜り、以後土御門家となりました。」
いろいろな想いがこめられているものです。