茅の輪くぐりについては、それなりに作法があるようです。
もっとも、神社によって輪をくぐる回数が3回と4回があったり、そのときの「唱え言葉・神拝詞(となえことば)」もいろいろです。
シンプルなところでは、「祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ」のみ。
ややシンプルなところでは、「水無月の夏越の祓する人はちとせの命のぶというなり」のみのところもあります。
しかし、場所によっては1回目が
「水無月の夏越の祓する人はちとせの命のぶというなり」
2回目が
「思うことみなつきねとて麻の葉を切りに切りても祓ひつるかな」
3回目が
「蘇民将来 蘇民将来」
というところなどもあります。
ただただ茅の輪をくぐっているところもあれば、くぐるときには立ち止まって礼をする(都合3回か4回)というところ。
またくぐるときには左足からというところもありました。
まあ、気持ちがこもっていれば、多少の違いは許されるのではないかと思っています。