今回は、湯田中温泉の「湯めぐり温泉手形」を買うのをかなり躊躇しました。
というのも、GWは断られることが増えてきたからです。
志賀高原や中野周辺には立ち寄り湯も豊富ではあるのですが、やはり利用者が多すぎるので避けたいのが本音です。
しかし、滑っていると汗でぐっしょりになるのでお風呂には入りたい。
その両方の欲求を満たすことが出来るのが宿風呂だけに「湯めぐり温泉手形」は重宝していました。
今回は、購入前に利用できる宿の案内を貰い先に電話。
どうにか使えるメドが立ちそうなので購入しました。
しかし、案内の中に水明館が無くなっているのが痛い。
さらには、優等生な星川館に初日に断られたのも痛い。
それだけに、受け入れてくれた豊生には感謝です。
しかし、入ってみるとロービーに小学生くらいの子供たち。
イヤな予感は的中で、ほぼ同じタイミングでウジャウジャ入ってきます。
まあ、子供たちの方がお客さんですから、極力我慢をしようと思っていたのです。
どうやら、小学校の高中学年の子供たちのスポーツチームがいくつか泊まっているようですが、子供たちの中にもきれいに格差が出来ているようで、威張っている子たち、ちょっかいを出されている子たち、目立たないようにしている子たちと居ました。
ちょっと笑っちゃったのが、目立たないようにしている子たちは、大人の近くに居れば安心と思うのか、私のすぐ近くに7・8人が肌を寄せ合って集まっています。
千と千尋の神隠しの鳥の神様を思い出しちゃいました。
笑ってられないのは威張っている子たち。
どうも、例年この宿を利用しているようで、新しく入ったらしいちょっと空気の読めない雰囲気の子に「みんな一度はあの扉を開けてあの部屋に入ったんだ」と、女子風呂との境を開けろと強要しています。
取り巻きの連中も一緒になって「開けろ!開けろ!」と騒いでいる。
実際に開けそうになったら、威張っている子を叱りつけることになるから面倒くさいなぁと思いながら見ていると、いじめられている子が私の視線に気がつき「おまえらは騙そうとしている」というようなことを言って内風呂に行って、ひと安心。
でも、威張っている子たちはそれでは収まりがつかないようで、他の子にも同じことを言うのですが、他の子たちも最初の子と同じようにワラワラと内風呂に逃げてしまい、事なきを得ました。
ここのチームの監督は、子供たちのことを見れてないなぁと思いつつ、なんでこっちがこんなに気を遣わなきゃならないのかとちょっとむかっ腹。
子供たちはカラスの行水なので、あとは平穏ないつもの豊生に戻りました。
基本的には、内湯も露天風呂も広く、落ち着いた雰囲気の温泉です。
泉質は、ナトリウム-塩化物温泉。
シャンプー類・ドライヤー完備。