ゴンドラに乗ったら、そんなに長い時間ではありませんが停まってしまいました。
頂上から、スカイフロントコースをグルリとまわって第1リフトで締めるつもりでしたが、妻との意思疎通が足りずにお互いに尾根で待つことに。
妻の視界がまた取れなくなってきたので、シャンデリアの丘を下って、ともかく風の少ないアトリウムゲレンデに逃げることにしました。
ギリギリで第1リフトには乗れる時間でしたが、お互いにゴーグルが凍ってしまったのでパス。
眼鏡が面倒くさいことを思い知りました。
こういう状況のときにはさっさと高鷲の町に降りてしまいたかったのですが、車を停めたところが悪く、次から次へと人がやってきて風を避けながらタバコを吸うところの近く。
そのたびに作業を中断して車内に逃げるので、結局は遅くなってしまいました。
車を動かして道路に出ると、たいして進まずに渋滞で停まってしまいました。
路上で今さらのようにチェーンを巻いている車が居るのが奥美濃らしい…。
除雪はまったくされていないので、降り積もった雪を潰しながら走らなければならないので、パワーのない車は無理でしょう。
せめて、満天の湯までたどり着けば、温泉に入って時間が潰せると思って少し待ちましたが、ほとんど動く気配がないのでUターンして駐車場に戻りました。
1度、彦根IC付近で雪の渋滞で高速道路上で1泊して以来、こういうときの決断は早めにすることに限ると思っています。
駐車場に戻れば、雪も風もかなり避けることが出来ますし、何よりもトイレがあることが安心です。
万が一のときの備えて、ガソリンも残しておきたい。
車の中には、水も炊飯器、トースター、米、カップラーメンとある程度揃っていますし、後ろの座席はベッド。
布団に入れば相当に低い気温でも乗り切れます。
着替えて2時間強ほど眠ってみると、周りが騒がしい。
車が増えています。(苦笑)
とりあえず、渋滞していたらまた戻ってくれば良いと出てみたら、除雪車フル稼働中で渋滞は解消。
雪山に閉じ込められる最悪の事態は回避できました。
久しぶりに危なかったです。
ちなみに、翌日から福井の方では大雪で車が動けず、最大1500台の車が路上で動けなくなって3日を過ごすという事態。
ウィングは営業を続けていたから、かなり除雪を頑張ったのだと思いますが、その福井の3・4倍は桧峠では降ったようです。