会所にマンションを建てることによって、祇園祭の山鉾町の持つ課題を解消したことで有名な黒主山です。
御祭神は大友黒主と言われていますが、実は西行という説もあるのだそうです。
独特の「黒」の文字が浴衣や提灯・グッズにも使われていますが、ユニークで目を引きます。
マンションのホールの部分が展示場になっていて、所狭しと御神体と懸装品が飾られています。
黒主さんは、宵山のときと巡行のときの衣装が違います。
また、最後の写真になりますが、赤い三爪の龍の後懸は巡行時には見送りに隠れてしまうので見ることができません。
そのようなものを見ることができるのも宵山の楽しみ方です。
ちなみに、前懸の「五爪流文錦」の龍は五爪の完成した龍ですが、三爪の龍は成長途中。
そういう黒主山のいわれや祇園祭の見所について話を聞くことが出来るのも、黒主山の楽しみ方の1つです。
写真を撮り忘れましたが、今年から粽の桜が変わっているそうです。