来たいなぁと思いながら延び延びになってしまっていました。
せっかく二条城まできたのですから、てくてく歩いて来ました。
神泉苑は、元々は平安京大内裏に接して造営された池です。
今の京都からだとイメージはし難いのですが、ザクッといってしまえば山陰本線の丹波口駅から二条城駅のすぐ左側に朱雀大路がありました。
いまの御所との位置も違います。
二条城の北西4分の1くらいが御所の一部だったことになります。
神泉苑の池の中には竜神(善女竜王)が住んでいると信じられ、空海が祈雨の法を行ったことでも有名です。
また都で疫病が流行ったときには、神泉苑の南端に66本の鉾を立て、祇園社から神輿を出し、祇園祭の原型となるようなことが行われていたようです。
もっと大きかったようですが、徳川家康が二条城を造営した際に土地の多くが取り込まれてしまい、現在のようになったとのこと。
その時代の神泉苑を見てみたかったです。
1枚目の写真が竜神様(善女竜王)のお社。
2枚目が、その年の恵方に向けられるという日本で唯一の恵方社になります。
ここも、去年の台風のときに破壊されてしまい、現在のお社は仮のお社ということです。
3枚目は辨天社。
4枚目は法成橋で、善女竜王社正面の鳥居から入ったら、左に曲がってこの橋を渡って善女竜王社を参拝するそうです。
前はそんなルートが決められていたのか記憶にありません。
最初に恵方社に飛びついてしまい、なんかグチャグチャな参拝になってしまいました。