松並木を歩いて行くと、東神苑で奉納神代神楽を行っていました。
そっちのほうにふらふらと歩いて行くと、東神苑の北の方に鳥居が見えてきました。
今までまったく気がつきませんでした。
多くの神社は、時代によっていろいろと名前が変わっているところが多いですが、出雲大社も例外ではありません。
創建当時は「天日隅宮」と呼んでいたようですが、のちに「杵築大社」、その後も多少変わりますが、今の「出雲大社」となるわけですが、現在の住所は大社町杵築東という形で、杵築の名前は残っています。
「杵那築」は杵築の間に「那」の字が入っているわけですが、「多い」「美しい」という意味があります。
案内看板に書かれているように、土地を固めるためや建築のために使う「杵」がたくさん埋められていると捉えることもできます。
が、江戸時代の古地図にはこの場所だけ森として残っていて、そのまわりは田んぼになっていることから、美しく大切な場所として捉えることもできるようです。
そんなことから、ここが出雲大社の始まりとも考えることもできるとのことです。
いや~、まだまだ知らないことがいっぱいありますね。