「令和」の典拠は、政府の発表としては万葉集からということになっています。
詠み人は、大伴旅人。
北野天満宮の参道には、普段はあまり気に留める方もすくないですが、伴氏社があります。
大伴氏がのちに伴氏に変わります。
菅原道真公のお母さんが伴氏ということがあり、宝物殿に万葉集が展示されていることもあり、クローズアップされていました。
しかし、このお社を見て気がついたのですが、大伴氏は大和朝廷の中でも軍事を司っていた一族。
大友家持の
海行かば 水漬屍
山行かば 草生す屍
大君の辺にこそ死なめ
かへりみはせじ
なども有名です。
軍国化を進めている政権が、それを理解して大伴家持の引っ張ってきたのか分かりませんが、平和な時代となって欲しいものです。