今回立ち寄って気がついたのですが、日沈み宮ではなく「日沉宮(ひしずみのみや)」
今までずーと看板の文字は達筆で「沉」と見えるだけで「沈」だと思っていました。
参道の境内案内図が新しくなっていたのですが、そこにも「沉」と書かれていますし、他のパンフもそのようになっているものが増えてきているので、本文は「沉」で書きます。
捉え方次第では、日御碕神社は出雲大社の奥宮という考え方もあるのだそうです。
それでなくとも出雲大社の「祖神(おやがみ)さま」とも言われており、出雲大社とはともかく関連のあるお社であることは確かなようです。
「下の本社」とも呼ばれる日沉宮は、元はこの後ろの海の中に浮かぶ経島(ふみしま)にあったそうですが、天照大御神の御神託によって現在の地に遷されたそうです。
神の宮の方を「上の本社」と呼ぶように、どちらも「本社」となるのも奥深そうです。
日沉宮の方が大きく作られていて、神の宮の方が高い位置に作られていることも意味深です。
また。本殿を横から見ると赤い丸、黄色い三日月、黄色い星を見ることができます。
「天照大御神」「月夜見尊」「素盞嗚尊」を象徴しているそうです。
御祭神は天照大御神。
伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対して、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けた神社ということが、日沉宮の由来です。