こうして、毎年山鉾を観察していると、新しいことにチャレンジを続けている山鉾がいくつかあることに気がつきます。
そういう意味では、岩戸山は攻めている山だと感じます。
いつもは北側から入ってくることもあって、この1枚目の写真のようなデザインは見落としてしまっているのかもしれませんが、少なくとも近年に始めたことだと思います。
たぶん、今年からだと思うんですけど、自信はありません。
山鉾の前後については、人の流れを良くするために前後に三角の島をつくっているところが目立ちます。
岩戸山は、北側の部分を舞台や物販に宛て、南側を山への搭乗口に使っているのですが、正直、階段があるために南側からの景色は美しくありません。
それに気がついて補う意味もあると思うのですが、これから徐々に採用する山鉾も増えるのではないかと思います。
1枚目の岩戸山の文字の右側に喫茶店があります。
この中には、見送りが2枚飾ってあって、「ヴェネチア」と「日月龍百人唐子遊文」が飾られていました。
他に「中東連花葉鳥文」綴錦も所有しているようですが、見た記憶がありません。
それぞれの山鉾ごとに、前懸、胴懸、後懸、見送り、水引や、各装飾品を一覧にした写真集なんぞは無いものですかねぇ。
御祭神は伊弉諾尊、天照大御神、手力男命です。