前祭の船は船鉾です。
後祭の大船鉾が最近は目立っていますが、こうやって宵々山を歩いてみると鉾全体のバランスは船鉾の方が良いように思います。
大船鉾は、古さと新しさがアンバランスのように見えるのです。
そんな船鉾ですが、船尾部分の下水引「緋羅紗地鳳凰麒麟瑞雲文様刺繡」が185年ぶりに新調されています。
ここは落ち着いたときにきっちり鉾に登りたいと思っているままに、ズルズルときてしまっています。
鉾の上での写真もゆっくり写すこともできない時代になってきてしまったので、数年のうちには登ろうと思っています。