ICOM京都大会開催記念 特別企画 京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─ が、9月7日に限って入場無料ということなので、狙ってやってきました。
ICOMというのは、国際博物館会議のことを指すようで、その京都大会を記念しての無料開放のようです。
少し出発が遅くなってしまったのであまり長時間を過ごすことはできないのですが、京都国立博物館は初見参です。
時間も無いのでよく分かりませんが、とりあえず行くのは「平成知新館」の方で、写真の建物は「明治古都館」と呼んでいるようです。
昔の帝国京都博物館で、正門とともに重文指定を受けているそうです。
この雰囲気だけでカッコいい。
さて、京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─ です。
すごく分かりやすいものだと、国宝の「風神雷神図屏風」(俵屋宗達)、神護寺所蔵の国宝「伝 源頼朝像」「伝 平重盛像」あたりが国宝中の国宝です。
個人的には、西往寺の重文「宝誌和尚立像」や高台寺の重文「竹秋草蒔絵文庫」などを見ることができたのが良かったです。
1つ心残りは、同じく高台寺の重文「鳥獣文様陣羽織 豊臣秀吉所用」を見つけられなかったこと。
模様は祇園祭でも見ているのですが、その陣羽織は見てみたかったです。
閉館ギリギリにグッズに突入。
即、妻はトラりんに心を奪われていました。(笑)
正しい名前は「虎形 琳ノ丞」。
尾形光琳の「竹虎図」がモデルなので、名前も尾形光琳の幼名市之丞から付けたようです。
もうちょっとゆっくりしたかった。
また来たいと思います。