なんとも力の抜けてしまうような事件です。
事故米を普通の米に混ぜて売っていた・・・。
ちょっと前に農薬のメタミドホスで大騒ぎになっていたのに、さらにはアフラトキシンやら農薬やら。
国産にも事故米という名でカドミウムが含まれている米などいろいろあるらしい。
アフラトキシンというカビ毒は、ちょっと調べた感じでは、口に入れたら徐々に毒が効いてきて肝臓ガンなどを引き起こすらしい。
地上最強の化学物質ともいわれ、生物兵器にも使われているとか・・・。
読売新聞の記事を見ると、
「(買収される前の)85年ごろから、カビの生えた事故米の中からきれいなコメだけを選び、食用に転売していた」と証言。
「悪いと思っていないのか」との質問に対して
「カビのある部分だけを取り除いて食べるのは、食料不足の時代には当然で、工業用と食用を厳格に分けるシステム自体に問題がある」
と政府を批判した。
とある。
こんなカビがあるなんて、もちろん今まで私は知りませんでしたが、汚染された米を買い取る業者がそこらへんのカビと同じような認識で購入していたことに、怒りよりも先に脱力感に襲われてしまいます。
とりあえず食べることは好きですから、家では宮城の母方の実家で作った米か、契約している農家からの米か、旅行やスキーの帰りに信用できそうで美味しそうなお米があったら買ってきて食べています。
お酒はあまり嗜みませんが、ビールか純米酒。
味噌はこちらでも紹介した志賀と諏訪のお味噌を主に、愛知の赤みそや京都の白みそなど。
醤油は三重・・・など、家ではあまりスーパーなどに置いてあるものではなく、比較的信用できそうな小さなところのものを使っています。
そういうところの方が、信頼できるし美味しいと思います。
しかし、これはやられたと思う。
注意して食べている家での食事での米はともかく、調味料である味噌や醤油や酢などの原材料の米に発癌米など混ぜられてしまっている可能性があるのなら、防ぎようがない。
共働きですから、平日は1日1食はコンビニのお弁当やおにぎりやお弁当屋さんに頼る生活を20年近く続けています。
・・・終わった・・・って感じです。
それに、旅行をするということは外食をするということ。
地元のものを食べることも好きですが、状況によってはコンビニやファミレスなどにお世話になることもたびたび。
というか、深夜ゲレンデに向かう途中はコンビニ飯やファミレス・牛丼・SAが当たり前。
手軽に食べられるので、にぎり寿司のパックなんていうこともかなりあります。
寿司米って、古米を使うことの方が多いんですよね・・・。
・・・さらに終わった・・・。
たいてい不味いのは分かっていても、ゲレ食も大好き。
そのゲレンデの味ってものがありますし。
最近、カツなどには形成肉が使われているところが増えているように思います。(東急系が多いように思う)
形成肉は気持ち悪いので避けるためにもカツはあまり食べなくなりましたが、米や酒や醤油とは思わなかった。
ときどき、妙に米の粒が小さいご飯とかあったしなぁ~。
あれは事故米の可能性が高いんだろうなぁ~。
これが原因で死んでも証明出来ない。
三笠フーズは、さっそく全従業員解雇って、これはもう会社をたたんで逃げ切るつもりなんじゃないだろうか?
社長を訴えても、財産が家族に移されていればお手上げだろうし。
書いてるあいだに、ニュースを見たらさらに2社・・・。
「浅井」と「太田産業」
これはテロでしょう。
関係者は殺人罪を適用して欲しい。
・・・力を振り絞って書いたけど、なんか虚しい。