スキー・スノーボード好きなら見たことがあるかも知れない、水玉コロコロ写真です。
前回滑りに行った後、純パラを1回乗せただけなので、まあこんなモノです。
次の写真は、上の写真から1・2分程度経ったものです。
あまり劇的な変化ではないのでわかりますでしょうか?
2枚目の写真の方が、水玉がベターとした感じになっているとおもいます。
何をしたかというと、フィニッシュクロスを滑走面の上に置いて放電しただけです。
皆さんご存じの通り、スキー・スノーボードの滑走面は大変帯電しやすい物質です。
板を運ぶ、雪面に置く、滑る…という行為のあいだに、板は帯電と放電・帯電を繰り返しています。
気になってしまったのが、メーカーのサイトで見る水玉コロコロ写真は帯電中なのか放電後なのかということです。
メーカーが気がついていれば、効果以上にコロコロさせた写真を掲載することも可能です。(ナイロンブラシで擦りまくればいいわけですし)
コロコロしてればいいのなら、板は帯電しっぱなしの方が良いのか?(帯電していればゴミを集めてしまいますが…)
静電気の存在を考慮に入れた写真でないのなら、あの写真はあんまり意味がないんじゃないかと思ったりもします。
また、滑走面にチリが付くとレーサーさんなどは気にしていますが、板を雪面に置いたとき(立てかけたとき)に、確実に放電します。
そのとき、チリはどうなってしまうのだろうか?
放電することによって、ある程度のチリは落ちてしまうんじゃないだろうか?
それでも、わずかに残ったチリが気になるのなら仕方ありませんが…。
そこら辺を研究したサイトがあるとうれしいのですがね。
静電気は、スキー・スノーボードとは切っても切れないものですが、現地での静電気についてはあまり研究がされていないように思います。
昔K2が、滑っているときに発生する静電気を光に変える板を作っていたように記憶しているのですが、いつの間にか無くなってしまいましたね。
今回は取り留めのない話ですが、結論として、コロコロ写真には「騙されるな!」ということでした。