ここら辺は余りに魅力的な温泉が多いので2本立てで、七味温泉紅葉館に来ました。
別に湯が辛いわけではなく、この一帯に7種の源泉が沸くというのが由来のようです。
何軒かの宿が建ってますが、それぞれが源泉を持っているのでしょうか?
紅葉館は、その中でも湯の評判が良いようです。
浴室に行くと、最近リフォームしたのかきれいです。
内湯には、エメラルドグリーンと評される湯が並々。
しかし、不用意に足を入れたら飛び上がるほど熱い!
源泉は71.6℃で、それがそのまま注がれていますから当たり前です。
沼尻高原ロッジと同じですね。
家庭用のかき混ぜ棒がありましたが、虚しいばかり。
やっぱりかき混ぜ板が欲しいです。(笑)
仕方なく、水の蛇口を開いて放置。
露天風呂へ向かいます。
戸を開けると、真っ先に目に入るのが、湯が流し込まれている真っ黒い箱。
これが炭風呂のようです。
硫黄泉ですが、湯の華が黒。
五色の湯の湯の華は、例えが汚いですが垢のような感じ。
こちらは、煤のような感じで、指先で擦ったらなかなか落ちませんでした。
箱の下も、炭の色に染まっている不思議な湯です。
露天風呂は内湯と同じエメラルドグリーン。
先客が薄めたのか、気楽に長湯出来る温度です。
空は春っぽいボンヤリとした青。
露天風呂の周りの昨晩降った雪は少し緩んで輪郭を崩しています。
谷を挟んだ向かいの山には鷹が居るようで、ときどき甲高くピーという鳴き声。
ヤマボクも貸し切り、五色の湯も貸し切り、七味温泉も貸し切りと、ゴキゲンな1日でした。
泉質は、含硫黄−カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉。
PHは6.81。
シャンプー類は揃っていますが、シャワー付きカランは3つ。
混み具合を計算して入りましょう。
料金は500円。