4月に入ってからは自家製テフロンブレンドの季節です。
自家製テフロンブレンドとは、去年発売された固形ノットワックスを使ってみたところ不満があったので、テキトーに作ったワックスです。(笑)
固形ノットに不満を感じるところは、柔らかすぎるという点です。
あの柔らかさは、ホットワックスをしても半日程度しか保ちません。
いちおう生塗りも可能ということですが、私の望む固さよりもやはり柔らかい。
生塗りだけを考えれば、普段使っているTOKOの生塗りに軍配が上がってしまいます。
しかし、あの撥水性には魅力を感じたので、TOKO青とノットを適当に混ぜて作ったのが「自家製テフロンブレンド」です。
作り方は極めて簡単。
ワキシングペーパーにTOKO青を染み込ませ、その上にノットを2滴垂らして塗り広げるだけです。
あとは普通に剥がしてノットを塗っておけば、雪の状態にもよりますが半日から1日は保ちました。
滑らなくなったら、ブラシ+ノット上塗りである程度は回復します。
元々ものぐさな性格なので、2度も3度もブラシやワックスは避けたいので、そこそこ満足しています。
ただ、アイロンで熱したところにノットを落とすと白い煙が上がります。
「毒」です。
換気を良くして、吸わないように注意しましょう
いくつか試してみて判ったことがあるので、参考にしてください。
①ベースはしっかり
横着をして、黄→赤を塗ったあとに青+ノットで塗ってみました。
当然の話ですが、保ちは悪くなります。
セオリー通りに、黄→赤→青→青+ノットとした方が効果は持続します。
②自家製テフロンブレンド改良型
黄砂が酷い時期は、3月中旬から5月頭くらいまでだと思います。
そこで、若干グラファイトを混ぜたものを試しています。
ものぐさワックスですから、アイロン面を上に向けてワキシングペーパーをおいてグラファイトを2・3回スタンピング。
ついでTOKO青を溶かしてノットで塗っています。
微妙に分量に差が出てしまうと思いますが、なんせレジャーですから勘弁してください。
とりあえず上に塗ったノットの保ちは良くなるような気がしますが、そのノットが抜けたとたんに自家製テフロンブレンドの抜けは通常よりも早くなるので、グラファイトの量と滑走の関係を気にしながら滑っています。
今のところは、両刃の剣というところです。
もしも時間が取れるようでしたら、ベースの上にひと塗り試してみてください。