祇園祭は行けば行くほど見どころが多いので、まったく飽きることがありません。
行くたびに新しい発見もあったりして、底抜けの奥深さです。
今回は、数年前から気になっていた紋様に注目してみましたが、気になっているものの中に、御神体があります。
写真の暴れ観音の楊柳観音や鯉山の鯉が御神体だったり、実在や架空の人物が御神体だったり、御神体の一部に「釜」があったりと様々です。
個人的には、一般に知らせていない御神体などもあるのではないかと疑っています。
御神体の写真を撮るときには、極力真正面から撮ることは避けるようにしています。
また、中には前に布があって、お顔を見づらくしているものもあるので、そのようなものは覗き込まないようにしています。
実際、いくつかの御神体の人形には顔が変わるように見えるものや、畏れ多くて写真の撮れないものもあります。
真正面からバシバシと写真を撮ったり、隠してあるものを覗き込んだりしている人を見てしまうとギョッとしてしまいますね。
祇園祭の御神体を見ていると、日本は本当に「八百万の神」のいる国なのだと思います。