私自身は、重篤ぜんそく患者ということは前にも書きました。
アスピリンぜんそくというもので、何によって発作が起こるか分からないし、突然死ぬ可能性も高いと宣告されています。
実際、徐々に悪化しているのは自分でも感じられ、最近では外食も完全禁煙のところ。
分煙されていても、とりあえず妻に入ってもらって状況を確かめてからじゃないと入れません。
仕事で営業の方と会うときなどはかなり危険です。
だいたい、喫煙習慣のある方は入ってくる前に一服してくるんですね。
喫煙者にしてみれば、吸い終われば終わりと思うのでしょう。
しかし、ぜんそく患者にしてみると、肺に残っている煙や髪や服についた煙など、吸い終わったあとも5分~10分はまだ危険なんです。
困ったことに、私は蓄膿症もあるので、タバコの臭いが分からない。(苦笑)
商談などは向かい合ってやるので、気がつかないでいると、あとで数日は気管支拡張剤と酸素に頼りっぱなしになったりなども増えてきてしまいました。
ですから、先週の土曜日などの人の集まる席は5年ぶりくらいですし、ゴンドラに乗るのが嫌いなのも、板を外すのが面倒くさいのもありますが、相乗りの方が喫煙者や香水の強い方だとそれで長い休憩に入ることになったりするからです。
(どうも、だいじょうぶなタバコとダメなタバコがあるらしい)
ただ、そんな状態ですが、
嫌煙権を主張するのはイヤ
なんですね。
だって、ぜんそくは自分の問題だし。
「俺はぜんそくだから、お前は吸ったら10分経ってから来い!」なんて営業に言うのはなんか違うと思う。(まあ、契約は打ち切りますが)
高速のSAPAでトイレに立ち寄ったとき、観光バスが止まったら「タバコの群れ」がやって来たようなものなので、居なくなるまで耐えるのは時に辛いです。(笑)
用を足しているときに、咥えタバコでやって来られると逃げ場もないので腹も立ちます。
でも、
嫌煙権を主張して規制するのはおかしい
とおもう。
だって、タバコがダメというのは
俺の問題
だもん。
友人・知人やお店に事情を話して協力してもらうのと、
見ず知らずの他人たちにまで強要
するのは違う。
棺桶に片足をつっこんでますが、法で規制するのはかえってギスギスするだけで、かえって良くないんじゃないかと。
お互いに注意して我慢しあえばいいんじゃないかい?