「視聴率が激下がりのようやき。
いったいどうしちゅうんにかぁーらん。
ただ、めっそう心配しのうてえいががやないろーうか。
あしんくは100%録画やか。
じっくり見たいという人は、録画の人が多いんじゃーないがにかぁーらんか。」
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/ken_jun/yosakoi_ryoma.html
上の土佐弁コンバータを使って変換してみました。
大河ドラマの土佐弁とはちょっと違う気がしますね。(笑)
でまあ、視聴率が激下がり、爆下がりの龍馬伝なんですが、これは1にも2にも土佐勤王党を引っ張りすぎたせいとしか言いようがないでしょう。
龍馬の半生には、土佐勤王党のメンバーたちが大きくかかわっているのは分かります。
しかし、武市と以蔵にスポットを当てて、龍馬と土佐勤王党のかかわりを描くのも悪くない。
また、大河にとっては避けられがちな拷問シーンも、私はむしろある程度取り組んでくれて良かったと思っています。
話は逸れますが、必殺シリーズ第2弾の「必殺仕置人」の拷問シーンは、子供心にかなりえぐかったように感じます。
あの2枚目俳優の沖雅也なんか、しょっちゅうフンドシ一丁で吊されて、竹刀でバシバシひっぱたかれたり、逆さ吊りにされたりしてました。
高松英郎が牢名主の天神の小六役でレギュラー出演しているので牢獄シーンも多く、今の時代となってはかなり際どい場面が多かったと思います。
でも、時代劇をやる以上今の時代の倫理観では当てはまらない不条理なことが溢れていた時代でもあり、それを描くのは悪いことではないと思う。
視聴率のことを考えると、暴力シーンは視聴率が落ちるので入れたくないという事情もあるのでしょうが、「草燃える」なんかレイプ・人肉・衆道と半端じゃない。
しかし、それができるもスポンサーのいない国営放送のドラマだからじゃないんだろうか。
そういう意味で、拷問シーンに取り組んだのは評価したい。
しかし!ここ1ヶ月くらいはストーリーの進展が感じられず、同じことの繰り返しに感じてしまいました。
せっかくの拷問シーンも、あれだけ引っ張るとクドいだけになってしまい、残念で仕方ありません。
捕縛されるまでの佐藤健の岡田以蔵は評価しています。
制作としては引っ張りたかったのかもしれません。
大森南朋も演技力の高い方で、制作としても好きな役者なのだろうと思います。
しかし、視聴者はそこまで武市半平太に入れ込めなかった。
割を食ったのが容堂公で、出てくるたびにイカレちゃっているようにしか見えない。
どれも絵的に必然性が無くキツい。
まあ、制作側が読み違えたとしか言いようがないですね。
そろそろ脚本協力が必要なんじゃないですか?
ただ、視聴率が激下がりだからといって、怯んで欲しくない。
おのれの信じた道を行きや!
だって、国営放送でしょ。
去年のアホ大河みたいにグラグラになるんじゃなく、スモークだらけコーンスターチだらけフィルターだらけでいいじゃん。
他局のドラマと違って、大河ドラマは後世まで残る。
周りの評価に左右されずに、筋の1本通った作品を作って欲しいと思います。
低視聴率だったようですが、私は「新選組!」も「風林火山」も好きですよ。
ゲレンデや旅行から帰って、ビデオを見るのが楽しみでした。
我慢できないときには、明け方帰ってからそのまま寝ずに見たりもしたくらいです。
・・・そういう気持ちになれなかったのは、去年の「転痴人」だけです。
冒頭の土佐弁は、このように書いて変換しました。
視聴率が激下がりのようですね。
いったいどうしちゃったんでしょう。
ただ、あまり心配しなくていいんじゃないでしょうか。
私の家は100%録画です。
じっくり見たいという人は、録画の人が多いんではないでしょうか。
負けるな龍馬伝!!!