作業許容限度の1~18% 原子炉上部の放射性物質
東京電力は24日、福島第1原発1号機と4号機で、原子炉建屋の最上階付近の空気中の放射性物質濃度を測定したところ、放射線業務従事者が作業してもよいとされる限度の1~18%だったと発表した。
建屋上部の測定は初めて。使用済み燃料プールに注水するコンクリートポンプ車のアームの先端に機器を付け、放射性ヨウ素やセシウムを測った。
東電は、高温になった燃料プールからの蒸気や、原子炉へ注入した水が蒸発して漏れ出た蒸気が、放射性物質の原因とみている。
東電は今後、2、3号機でも測定。6月中旬から原子炉建屋をテントのようなシートで覆い、放射性物質を封じ込める計画。
私はバカなのか、この記事の意味が分からない。
蒸気が出ているのは分かります。
蒸気に放射性物質が混じっているのも分かります。
放射線業務従事者が作業してもよいとされる限度の1~18%
という意味が分からない。
単位は「年」「日」「時間」のどれ?(苦笑)
ザクッとウィキペディアで調べてみると
電離放射線障害防止規則による被爆限度は以下の通りである。
- 通常作業:5年間で100ミリシーベルト、1年間で50ミリシーベルト(実効線量管理) (電離放射線障害防止規則4条)
- 緊急作業:100ミリシーベルト(実効線量管理) (電離放射線障害防止規則7条)
- 妊娠可能な女子:3か月で5ミリシーベルト(実効線量管理) (電離放射線障害防止規則4条2項)
- 妊娠中の女子:1ミリシーベルト(内部被曝)、2ミリシーベルト(腹部表面) (電離放射線障害防止規則6条)
ただし、厚生労働省は2011年3月15日、福島第一原子力発電所での作業者に限って250mSvに引き上げた。妊娠可能な女子には緊急作業は認められていない。
となっていますが、…で、どれ?
まさか年間250mSvを基準に1~18%とか言ってないよね?
さらに、放出されている核種の記述もない。
全く意味がないニュース。(怒)