敦賀2号、配管33カ所に穴 87年の稼働後、点検せず
日本原子力発電は3日、微量の放射性ガスが外部に漏れた敦賀原発2号機(福井県敦賀市)のトラブルは、放射性ガスが通る配管に33カ所の微小な穴が開いていたことが原因と発表した。同社は1987年の運転開始以来、この配管の点検をしていなかったことも明らかにした。
2号機では5月2日に1次冷却水の放射性物質の濃度が大きく上昇し、原子炉を停止。同8日に排気筒から微量の放射性ガスが漏れた。
日本原電の調査で、冷却水の放射性物質濃度を低減させる系統の配管に33カ所のごく小さな穴が見つかった。また、3カ所の継ぎ手部分からもガスが漏れていたことが確認された。
2011/06/03 21:23 【共同通信】
敦賀原発2号機で放射能濃度上昇 燃料漏れの疑い
2011/5/ 3 14:49
日本原子力発電は2011年5月2日、敦賀原発2号機(福井・敦賀市、加圧水型軽水炉、電気出力116万キロワット)で、1次冷却水中の放射能の濃度が大きく上昇したと発表した。
同社によると、濃度が上昇したのは希ガスとヨウ素133で、希ガスが4月26日測定値の750倍、ヨウ素133が2倍になっていることが確認された。燃料集合体から漏れた疑いがあり、1次冷却水中の放射能濃度の監視をこれまでの週1回から1日1回に変更した。
今後、原因を特定するために原子炉を停止することを検討する。また、周辺環境への放射能の影響はないとしている。
敦賀原発2号機、排気筒から放射能漏れ
2011年5月9日20時50分
日本原子力発電は9日、敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の換気用排気筒から微量の放射能漏れがあったと発表した。8日午後3時からの7時間で計41億ベクレルの放射性ガスが外部に放出された。ただ、同社が年間の上限値とする量の40万分の1で、環境への影響はないとしている。
敦賀2号機は炉内に微量の核燃料が漏れたトラブルで、7日に原子炉の運転を停止した。同社によると、1次冷却水から放射性ガスを抜く作業をしていた8日午後5時ごろ、換気用排気筒で測定している放射性ガスの線量が上昇。原子炉補助建屋内の配管や機器から漏れたとみている。
また放射能漏れ 敦賀原発2号機「環境への影響なし」
2011年5月21日21時9分
日本原子力発電は21日、敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の換気用排気筒から微量の放射能漏れがあったと発表した。同日午前10時20分からの約40分間で約8億1千万ベクレルの放射性ガスが外部に漏れたが、同社が年間の上限値とする量の200万分の1で、環境への影響はないとしている。
2号機は今月7日に原子炉の運転を停止。8日に1次冷却水から放射性ガスを抜く作業の際、41億ベクレルの放射性ガスが外部に放出された。この原因調査のため21日に作業員が配管弁の接続部分のボルトを緩めたところ、放射能検知器の値が上昇したという。
計算すると、年間の上限値は1京6000兆Bqも放出していいのか…。
計算方法とは間違えていますが、この1京6000兆Bqを食っちまった場合304000000Svの被曝(ミリでもマイクロでもない)になるんですがそんなに出ちゃっていいもんなんでしょうかね。
即死です。
3000万回即死できます。(苦笑)
普通に考えて、この3回だけ漏れたわけでは無いでしょう。
こうしてみると、適当な操業ばっかりしてたんだな。