神奈川3市町の荒茶が基準値超え 出荷自粛を要請
神奈川県は21日、相模原市など3市町で収穫された一番茶の荒茶から暫定基準値を超える放射性セシウムを検出したため、3市町に出荷自粛を要請したと発表した。
県内では既に、生茶葉の検査で暫定基準値を超えた南足柄市など6市町村が政府の出荷停止対象となっている。今回の3市町を加えると、県産茶葉全体の約85%が出荷できなくなったという。
県によると、相模原市では1キログラム当たり500ベクレルの暫定基準値を超える1290ベクレル、山北町で1250ベクレル、松田町は1140ベクレルを検出した。
2011/06/21 21:09 【共同通信】
茶葉は濃縮されて高い数値が出やすい…と頭では分かっていても、丹沢山麓の東から西までグルリと高い数値が出てくると、やっぱりビビる。
都会から来た人たちには、じばさんずの野菜も新鮮に見えるのだろうけれど、やっぱり買う気になれない。
放射能障害を防ぐのは生野菜なのに、生で食べればセシウムの危険があるという、痛し痒し…。
とりあえず、バナナを食って、ペクチンを摂ってセシウムの排出だ!
※追加記事
足柄茶の荒茶から基準超えるセシウム 神奈川県発表
2011年6月22日1時9分
神奈川県は21日、「足柄茶」の最大産地の山北町など3市町の一番茶の乾燥茶葉(荒茶)から、国の基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。県は農協などに3市町の茶葉の出荷自粛を要請した。
山北町産が1250ベクレル、相模原市産が1290ベクレル、松田町産1140ベクレル。同時に検査した秦野市産は420ベクレルと基準を下回った。4市町とも、生茶の検査では基準値を下回っていた。
県は、生茶と乾燥して重量が減る荒茶を同じ基準で規制する政府の方針に「科学的根拠がない」と反発。荒茶の検査を拒否していたが、風評被害を懸念する生産者からの要望を受けて方針を変え、初めて荒茶を検査した。
10倍に濃縮されたとしても42Bq。