福島第2原発送迎バス運転手が肺結核
東京電力は15日、福島第2原発の作業員を送迎するバスの運転手の40代男性が肺結核と診断されたと発表した。せきなどにより菌を空気中に吐き出しているか調べる検査の結果を待って、保健所と相談しながら拡大防止策を講じるとしている。
東電によると、男性は協力会社の社員で、4月上旬から5月末まで第2原発と敷地外の作業員用駐車場を結ぶバスを運転していた。所属会社の健康診断で感染疑いと判断され、この日の精密検査で確定したという。
[ 2011年6月15日 20:32 ]
放射線が人体に及ぼす影響は、癌や白血病ばかり注目されていますが、それだけじゃありません。
とりあえず、食べてしまえば内部被曝があるわけですが、そこで一番被害を受けるのが腎臓です。
放射線物質は、ある程度は体内に蓄積されずに排出されるわけです。
また、一度蓄積されたものでも、ある程度の日数で排出されます。
そのときに、かなりの量が腎臓を経由して集まるので、腎臓の病気が増えるのです。
セシウムなどは、筋肉に集まると言われます。
筋肉というと、腕や足などに意識が行ってしまいます。
事実、その手の本にも足の筋肉などを指して、セシウムが溜まるなどと書いてあります。
しかし、心臓も筋肉の塊なんです。
しかも、かなり活発に動く筋肉なので、どんどんとセシウムを引き寄せてしまいます。
あと、血管にもダメージがあるので、脳卒中や脳血栓なども起こるようです。
さて、本論ですが。
先日、カスタムフェアーとファミリーセールに行ったわけですが、マスクをつけている人がほとんどいなくて、私たちの場違い感に焦りました。(苦笑)
しかし、呼吸による被害というのは、結構大きいようです。
もちろん、放射線物質を吸い込むことによっての肺や気管支の癌もあるわけですが、それ以前に地味に呼吸器の粘膜に付着することによって呼吸器を弱めます。
福島県の被災地では鼻血を出す人が多いようですが、これは放射線障害の初期段階で起こります。
そして、咳やタンがでる。
頭痛も起こす場合が多いので、風邪と思われがちですが、長く続くようなら放射線科で見てもらった方が良いようです。
こうして、呼吸器官が弱っていきますから、風邪やインフルエンザ程度でもいつも以上に症状が悪化する恐れがあります。
お医者さんの中では、夏風邪や秋以降の風邪・インフルエンザによって、例年よりも多い死者が出るのではないかとも言われているほどです。
そして、結核。
このバスの運転手が、放射線物質を吸って結核になったとは言いません。
しかし、悪化する可能性がないとは言えない。
東日本の方は、簡単な病気で大事になる可能性もあるようです。
用心を重ねることは悪いことではないと思います。
みなさん、注意しましょう。
※免疫力が弱まるので、水虫を持っている方などは悪化するそうです。
3・12以降に悪化している方はご用心。