「脱原発」意見書を一転“否決” 福井県敦賀市議会特別委
2011.6.27 22:20
原発が立地する福井県敦賀市の市議会原子力発電所特別委員会は27日、24日に全会一致で可決した、エネルギー政策の見直しを国に求める意見書案について再度審議し、賛成多数で意見書の提出を取り下げることを決めた。
意見書案は、エネルギー政策を見直し、再生可能エネルギーに転換を図る▽原発の安全基準の評価・見直しを図る-など4項目を国に求める内容。
27日の委員会では、原発推進派の議員から「『脱原発』という言葉がひとり歩きした」「将来的に再生可能エネルギーへの転換を求めたが、いま原発をなくしてよいのか」などの意見が相次ぎ、10人中8人が意見書の取り下げに賛成した。
高野新一委員長は「議論が足りず、軽率だったことに弁解の余地はない。市民に対しわかりにくい判断で責任を感じる」と話した。
一瞬、大衆に迎合した議会が、原発推進のいろいろな方面からの圧力によって屈したと言ったところでしょうか。
激しく巻き返しがあるのでしょうね。
どこに民主主義があるのでしょうか?
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