首相反論「国民は喜んでいる」
2011年7月27日 朝刊
菅直人首相は二十六日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、国民の支持を失って四面楚歌(そか)に陥っていると指摘されたのに対し、菅政権の原発事故対策を自画自賛して「国民は、そういうことについては喜んでいると思う」と反論した。
追及したのは自民党の額賀福志郎元財務相。首相が中部電力浜岡原発の停止要請やストレステスト(耐性評価)の方針を突然打ち出したとして「国民は政権に不信の念を持っている」と批判した。
首相は「四面楚歌だとは全く思っていない。私は、国民が一番求めている東日本大震災の復旧・復興と原発事故の収束を集中的に進めている」と主張。調整不足との批判も「国民的な説明が不十分だったことはあるが、理解していただければ賛成してもらえることが多い」と譲らなかった。
菅は良くこういう言い回しを使うけど、さすがに今回はむかついた。
勝手に日本国民の意思を代弁して欲しくはない。
国民が喜んでいるのなら、支持率が20%を切ることもないだろう。
一歩譲って、仮に喜んでいる国民が多くいたとしても、私も妻も全く喜んでいない。
この人の言う国民というのは、日本国民ではないのだろうか?